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職務経歴書の作り方(基本編)
転職をしたいと考えている皆さんが、まず初めにつまずくのが、この「職務経歴書」づくりではないでしょうか。
毎日忙しく仕事に追われてはいるけれども、いざ、自分が何をやっているかまとめてようと思うと、意外とよく分からない…
やっていることが膨大すぎて、書き出すのが面倒くさい…
そもそも、何を書けばよいのかよく分からない…
などなど、
普段から書き慣れた書類ではないですから、よく分からないですよね。
まず、「職務経歴書」には、履歴書のように、決まったフォーマットというものがありません。これが書類作成に二の足を踏んでしまう一つの原因でしょう。
しかし、逆に言えば、あなたが経験してきたコトをうまく表現できれば、フォーマットはどのようなものでも問題ないということです。
そして、書くべきコトは大体決まっています。これを項目ごとに並べると、
職務要約
職務経歴(詳細)
保持資格
(PCレベル)
自己アピール
以上です。
これだけ見ると、「結構簡単そうだ」と思えるのではないでしょうか。
しかし、私は日々多くの方々の「職務経歴書」を拝見させていただいておりますが、「上手な人」と、「下手な人」には歴然とした差があります。
そして、「下手な」職務経歴書では、キチンと書類選考されている会社には絶対に書類選考は通過しません。
中には書類などほとんど見ないで、とりあえず人が欲しいというような、テキトーな会社も存在しますが、そんなテキトーな会社に入社したいとは思いませんよね。
ところで、私が「上手」、「下手」と表現したのには理由があります。
職務経歴書は、あなたが経験してきた「職務」をまとめた書類ですが、この「職務」自体には貴賤はありません。
つまり、どんな職務経歴書でも、「よい」、「悪い」では区別できないということです。
ある意味、どんな職務経歴書でも「よい」のです。
あなたが経験してきた「職務」について書いてあれば、それはそれで「よい」のですが、まとめ方が「上手」であれば、見てもらえますが、「下手」だと見てももらえないということになります。
では、「上手」な職務経歴書とはどのような書類なのでしょうか。
一言で言ってしまえば、募集企業が「欲しい情報を、欲しい分だけ」書いてある書類です。
ここで一番注意してもらいたいのが「欲しい分だけ」の部分です。
要は、ダラダラと長い職務経歴書は絶対ダメ!ということです。
あなたが経験してきた職務を、事細かく丁寧に記載しておいた方が、相手に分かりやすいと考えてしまいがちですが、これは大きな間違いです。
担当者は日々、膨大な量の書類に目を通さなければなりませんので、ハッキリ言ってあなたの書類をじっくり読んでいるヒマはないのです。
パッと見て、「あ、この人使えそう」という印象を与えなければならないということをキモに銘じてください。
ちょっと長くなってきてしまったので、今回は一旦ここまでにしておきたいと思います。
次回以降で
具体的にはどう書けばよいのか
どれくらい書けばよいのか
といった部分をお話ししていきたいと思います。
